そろそろ「買い!」で出動 ~「現代ビジネス」 山崎 元氏コラムより~
最近、株価が下がって大変だよね。
7月くらいまで、我慢しようと思ってたところへ、山崎センセから底打ちの宣言が。
(以下、「現代ビジネス」から転載。)
「欧州不安」「日米金融政策」「消費増税問題」は既に相当程度織り込み済み---株式投資の次の一手はそろそろ「買い!」だ
(略)
いわゆる「材料」以外に、株価の位置を確認することも重要だ。主な株価判断指標を5月29日(月曜)の終値でみると、東証一部の平均は、PER(株価収益率)が今期の予想利益に対して11.5倍、PBR(株価純資産倍率)が0.88倍、配当利回りが2.4%と、株価は十分に安い。
諸々の条件を考えると、不安要因も残っているのだが、現状は、俗に言う「夜明け前が一番暗い」といった状況に近い公算が大きいと、筆者は思う。
年初から3月にかけての株価上昇過程では、「実は、乗り遅れました」という投資家に多くお目に掛かった。
総合的に評価すると、1月時点よりも、現在の方が株価に対しては好条件であるのではないか。それで、ほぼ同水準の株価なら、もちろん「リスクを取っても大丈夫なお金で」という条件付きだが、そろそろ「買い!」で出動してもいい状況と思える。
買い方は、TOPIXのインデックス・ファンド(ETFがいい)を半分、外国株のインデックス・ファンドを半分(内訳として先進国と新興国は、新興国を半分まで買ってもいい)といった、基本的な形でいい。
(注:本稿では筆者の個人的な考えを述べた。投資は自己責任で判断されたい)
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