壊れかけのseiho(生保=生活保護)
「現代ビジネス」(受給者急増中!偽装離婚に不正受給、年金より生活保護の方がおいしい「生活保護大国」ニッポンの大爆発)を読んでいると、「壊れかけのradio」ならぬ「壊れかけのseiho」という言葉が浮かんできました。
→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31896
以下引用。
「男は全国の祭りやイベントを飛び回って、月100万円以上を稼ぎ出しとった。それやのに、保健福祉センターを訪れて『俺は病気で働けないんや』とウソをついて生活保護を受けていた。容疑は認めたが、『もらえるものはなんでももらえ、と思っていた』と開きなおっとるもんやから、呆れるばかりや」(大阪府警関係者)
「不正受給を防ぐには、不正に生活保護を受給していると思われる人の金融機関の口座をすべてチェックし、ほかに収入があったり、多額の預金がある場合は、支給を打ち切ればいい。
現状ではすべての金融機関の口座を照会できるシステムが確立されていないので、各自治体が近くの金融機関の支店に、個別に照会をお願いしているという有り様です。であれば、金融機関が協力して、すべての預金口座の照会ができるようなシステムをつくればいい。そうすれば一定程度は不正受給を防げる、そう提案しているのです」
ところが、銀行に「不正受給防止のために協力を」と呼びかけても、返ってきたのは、煮え切らない反応だったという。
「地方銀行はこの提案に協力的でしたが、都市銀行が難色を示したのです。『同姓同名の人の口座を誤って提示した場合、銀行の信用に関わる』『非常に負担のかかる作業で、多くの時間を必要とする』といった言い分があるようですが、モラルハザードを防ぐことに、銀行側も協力してほしいと思いますね」
(引用終わり。)
金融機関に、協力を義務づけるように法改正できないのか?
政治家の皆さん。消費税を上げる前に、もっとやるべきことをやってほしいですな。